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371 都萬神社をご存知ですか? “宮崎県西都市の都萬神社初見”

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371 都萬神社をご存知ですか? “宮崎県西都市の都萬神社初見”

20160729


太宰府地名研究会(神社考古学研究班) 古川 清久


宮崎県西都市に都萬神社があります。

日向国二宮(一の宮は大国主命を祀る宮崎県都農町の都農神社)として西都市では大山祗命を祀る石貫神社と並ぶ重要な神社です。


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言うまでもなく、祭神は大山祗の娘としてニニギの尊のお妃となる木花咲耶姫命です。

 付近の大山祗を祀る石貫神社と併せ、この一帯に大山祗系氏族(百嶋神社考古学ではトルコ系匈奴とする)の一族が本拠地としていたことが見て取れます。

敬愛するHP「玄松子」氏も「西都原古墳郡の東。南には国分の地名もあり、古代の中心地。日向國総社であった。現在も近くに西都市役所がある。東には一ッ瀬川も支流、桜川が流れている」とされており、「桜川が流れている」ことに注目されています。

この桜姫の「桜」の起源は石貫神社の縁起に登場する阿佐久良山ではないかと考えています。

そして、この地名(朝来、朝倉)を携えて移動した氏族こそ大山祗系氏族(トルコ系匈奴)なのです。

朝来、朝倉地名は全国に40ケ所拾い出せます。これについては、ひぼろぎ逍遥 306 「朝来地名とは何か?」を参照して下さい。


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神話では、日向に降臨した天照大神の孫・ニニギノミコトと、笠沙の岬(宮崎県・鹿児島県内に伝説地)で出逢い求婚される。父のオオヤマツミはそれを喜んで、姉のイワナガヒメと共に差し出したが、ニニギノミコトは醜いイワナガヒメを送り返し、美しいコノハナノサクヤビメとだけ結婚した。オオヤマツミはこれを怒り「私が娘二人を一緒に差し上げたのはイワナガヒメを妻にすれば天津神の御子(ニニギノミコト)の命は岩のように永遠のものとなり、コノハナノサクヤビメを妻にすれば木の花が咲くように繁栄するだろうと誓約を立てたからである。コノハナノサクヤビメだけと結婚すれば、天津神の御子の命は木の花のようにはかなくなるだろう」と告げた。それでその子孫の天皇の寿命も神々ほどは長くないのである(天孫降臨を参照)。

コノハナノサクヤビメは一夜で身篭るが、ニニギは国津神の子ではないかと疑った。疑いを晴らすため、誓約をして産屋に入り、「天津神であるニニギの本当の子なら何があっても無事に産めるはず」と、産屋に火を放ってその中でホデリ(もしくはホアカリ)・ホスセリ・ホオリ(山幸彦、山稜は宮崎市村角町の高屋神社)の三柱の子を産んだ(火中出産を参照)。ホオリの孫が初代天皇の神武天皇である。

ウィキペディア(20160729 12:30による


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現在、大山祗神社は瀬戸内海の大三島にあることは良くご存じだと思いますが、当時の宮司が越智の一族、河野、川野の一族であることが良く分かりますね。


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