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431 富士山浅間神社周辺の神社初参拝 ④ 河口湖畔の八王子神社 “朝日がまぶしい早朝の一社”

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431 富士山浅間神社周辺の神社初参拝 ④ 河口湖畔の八王子神社 “朝日がまぶしい早朝の一社”

20161212

太宰府地名研究会 古川 清久


山中湖湖畔での車中泊から目を覚ますと快晴でした。北口本宮冨士浅間神社に行く途中で気に留まった神社があったので行き掛けの駄賃とばかりに参拝させて頂きました。


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お分かりでしょうか八王子神社です


それほど多くはないのですが、八王子神社は人吉市、荒尾市、大分県蒲江…など、これまでにも何度か遭遇しています。


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八王子神社御由緒


954年とかなり早い成立ですが、主神を素盞鳴尊とし天照大御神と素盞鳴命の子産み比べで産まれた御子神八柱を祀る神社です。

天之忍穂耳(阿蘇高森の草部吉見)、天之穂日命(ヤタガラス)、天津日子根命、活津日子根命、熊野久須日命+宗像三女神とされていますが、百嶋神社考古学では熊野久須日命は女性神で男神ではないのになあという事と、山梨の豪族三枝氏が天津日子根命の後裔とされている事を考えると、どうしても、この天津日子根命の後裔が山梨一帯の開発に関与しているのではないかと思うものです。

では、天津日子根命とはどなたなのでしょうか?

「古事記」の冒頭に出てくることから、相当の有力者と思えるのですが、百嶋先生の資料には一ケ所だけ登場します。

それは、通常、「鳥ノ子系譜」と呼んでいるものですが、神沼河耳が天津日子根命として登場しています。

阿蘇神社の神殿奥深く、金凝彦の名で祀られていますが、同時に闇龗神(クラオカミ)でもあり、草部吉見=武甕槌=そして本当の意味での春日大神…でもあるのです。


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