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181 南阿蘇村八坂神社の炎のピラミッド ①

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181 南阿蘇村八坂神社の炎のピラミッド ①

20150310

久留米地名研究会 古川 清久



阿蘇には阿蘇系神社しかないと思われている方が多いと思いますが、あまり知られていないものの、南阿蘇村に 素戔鳴尊櫛稲田媛命 大国主命 を祭神とする八坂神社があります。



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この阿蘇では見掛けない神社に気付いたのは昨年の事でしたが、この神社の参拝殿の壁面に、奇妙な金属プレートが残されている事に気付いてしばらく身動きできなくなりました。


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そこには、小国町の名社小国両神社、阿蘇市の阿蘇国造神社、阿蘇神社、高森町の草部吉見神社、南阿蘇村の八坂神社、甲佐町の甲佐神社、宇城市の郡浦神社、熊本市の健軍神社…が正確に配置されている事が書かれていたからです。

特に注目したのは、国造神社のラインが22.7度を示している事で、天文学や科学に多少とも関心をお持ちの方ならば分かるはずですが、ミランコビッチ・サイクルといわれる地球の歳差運動の数値と一致しているのです(まだ把握できていなので、これは単なる偶然なのかも知れません)。

三十分も見ていると宮司が気付かれた様で、さっそくお話をお聴きし少し値が張りましたが、『「炎のピラミッド」の発見』を分けて頂きました(\4500残部あり)。

この本を読みはじめるや驚愕の事実が分かってきました。一度にはお話できませんが、関心をお持ちの方は、直接訪問されてはいかがでしょうか?


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折りもおり、2010年公開の映画ピラミッドを見ていただけに、天文学、メートル法、π、Φ、フィボナッチ数列、黄金分割…がフラッシュバックし、宮司も言われていましたが、あの映画「ピラミッド」と同じ法則で神社が立体的に配置されている事を知るに至ったのでした。

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これはほんの一部をご紹介しただけのものであり、想像を絶する詳細な内容があるのですが、田尻宮司は、既に1997年地理情報システム学会(東京大学)に於いて講演されています。

ただ、非常に残念なことに、古代史学会や神社関係者の間では全く関心を持たれていません。

熊本県や地元教育委員会においても本気で取上げた形跡がなく、得体の知れないものといった評価を受けているのが現状ではないかと思われます。

それこそ、奈良、京都なら大騒ぎになり、朝日、読売などの常軌を逸した報道合戦から大々的に報道されているはずなのですが、古い時代の九州の片田舎にこのような高度な測量技術が存在したとも、メートル法が存在したとも認めたくない方々がおられることが手を取るように見えてくるのです。


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いつも取り上げる草部吉見神社の境内、神殿の計算値


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阿蘇神社群の境内地面積計算式ほか



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