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スポット061 念願叶った常陸国への神社調査 2016/11/2~11/20 

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スポット061 念願叶った常陸国への神社調査 2016/11/211/20      

20161121

太宰府地名研究会 古川 清久(百嶋神代史研究会準備会)


この十年ほど地名研究会のスケジュールに追われる毎日でした。

残りの人生を考えると長距離での神社調査に出る事ができずに非常に困っていたのですが、ようやく雑事から解放され東日本への神社調査ができるようになりました。

本来ならば1031日の昼ぐらいから出発する予定だったのですが、「人工林が果たす環境への問題」を強く意識する数名の集まりの都合から二日ほど出発を延期した後、ようやく112日昼から出発する事になりました(本来ならば、たっぷり3週間かけて高速を使わずに移動するつもりだったのです)。

まず、高速道路を利用しても東日本(中でも北関東)に進出するには最低でも二~三日を要します。

今回は東日本に踏み入った新潟(実際には上越市)から長野を経由し、群馬、栃木、茨城に入った事からさらに一日を加える事になりましたが、先方の都合もありやむなく半分は高速道路を利用せざるを得なくなりました。

この栃木、茨城(一部福島)さらには山梨(甲州、甲府、山梨、笛吹…、富士周辺)の神社調査リポート(勿論、途中の京都、福井、滋賀、兵庫でも初見の神社を数多く見ています)については、いずれ半年後に公開することになると思いますが、今回も、栃木県那須塩原市の那須神社に小さな摂社として高良神社が、同じく山梨県山梨市の大井俣窪八幡神社に非常に大きな高良神社や若宮神社が残されている事、山梨県河口湖村の御室浅間神社の神殿裏の境内摂社としてほとんど出くわすことのないウマシアシカビヒコチ(天御中主の配偶者)が祀られている事…など多くの興味深い話をお伝えできることになるでしょう。

いずれにせよ全行程3,700キロ18泊(内7泊は車中泊)19日の大調査旅行になりましたが、新潟県上越市から茨城県の常陸大宮市に移動し、さらには常陸大宮を拠点に78日、山梨県の甲州市を拠点に23日、山中湖村を拠点に12日の行程で80社(ほぼ全て初見)余りを見て回り、非常に良いフィールド・ワークが出来たと思っています。


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調査が終了し快晴の日の山中湖湖畔から眺める富士山


まずは、移動です。112日 大分県日田市天瀬町(発)山口県小郡ICから中国自動車道

113日 中国自動車道を兵庫県加西市龍野社ICで降り一般道へ。富山県砺波町付近で車中泊。以下、富山県北陸道朝日IC まで一般道で移動。親不知を抜けるために糸魚川ICまで北陸道を利用。

114日 上信越道 新潟県上越市中郷ICから関越道、北関東道、東北道利用から栃木県宇都宮上三川ICで一般道に降り、茨城県常陸大宮市まで一般道で移動。片道1,500キロを独行走破。

帰路は栃木県宇都宮上三川ICから山梨県甲州市勝沼ICまで全て高速道路利用、以後山梨県内。以降、九州をめざし、山中湖町から再び山梨県甲州市勝沼に戻り、長野県諏訪市まで一般道で移動、諏訪ICから中央道、北陸道で滋賀県米原市米原ICで降り、鳥取県まで一般道。その後、山陰の帰路の大半は高速料金2000円程度の利用で九州に無事に戻る事ができたのでした。

実質3週間近い調査旅行が無事に終わり、明日から16時間33番を舞いきる宮崎県椎葉村の栂尾神楽に行くのですが、ブログを本格的に書き始めるのはその後の事になるでしょう。

記憶が不鮮明になる上に、イメージも強く成ったり弱くなったりしますので、一気に書くとなると大変な作業になりそうです。

ともあれ、常陸の神社研究仲間からは“来年には青森に行こう”との話も出ており、勝沼の某寺院の住職も12月には九州に来られるそうであり、茨木、山梨に全国調査への足掛かりを得たことだけは間違いないようです。

いずれにせよ一生の中でも非常に濃厚な三週間が終わったのでした。

さて、戻ってくると栂尾神楽(宮崎県椎葉村1122233316時間神楽)の予定でしたが、未明、福島のいわき市などを中心とするM7.3/またもや地下10キロと発表された地震によって、参加予定の方達が急遽軒並みキャンセルとなり、結果、極少数での参加となりました。

まず、頭をよぎったのは“ヒラリーの反撃”“アメリカの内戦の一環”“ドル防衛”と言ったフレーズでしたが、それは良いとして、今回は某民放の女性アナウンサーが「縦揺れ横揺れ」の「縦揺れ」の前触れについてわざとらしくも口走っていたことから、震源が地下10キロは怪しいものの(後に30キロと修正された…こちらが擬装かも)、本物の地震の体裁(可能性)も一応はあるようです。

急いで地震波のデータを探しているところです。もし、地下30キロが本当となると、今回に関しては本物の地震で良いのかも知れません。

急いで茨城の仲間に照会し情報を収集していますが、気になるのは福島第二の2000本を超える使用済み核燃料プールです。

直ぐに冷却水の注入が止まったとの情報が流れましたが、心配なのはプール自体が大規模に破損し水が抜け容易に修復できない(従って水が溜められない)場合の危険性の問題です。

まあ、町興し、地域振興宜しく、地震の巣のような場所にこれほど大量の原発を導入した馬鹿議員と薄汚い官僚どものせいなのですが、こんな国は直ぐに捨てて逃げれば良いだけなのかも知れません。

一番重要な地震波の波形です。百嶋神社考古学研究会(仮称)の北関東在住メンバーや熊本のメンバーを通じて探してもらっていますが、今回は波形が全く公表されていないらしいという情報だけが飛び交っているのです。

してみると、地下10キロを30キロと直ちに訂正した事と併せ疑問は深まるばかりです。

重要なのは初期微動継続時間です。これが実質的にあったのか無かったのかです。

遠方の地震に関しては実感できないため何とも言えませんが、今年の熊本に関しては地元であるため、初期の前揺れなど全くなかった事を実感しており、全てが前触れなく直接揺れているため疑いを強めています。

それを、「それは直下だから無いのは当たり前だ」などと、直下に近い所に住んでいる某下級神職が強調していましたが、こちらは直線距離でも4050キロ離れた場所で何度も体感しているのであって、半端な知識で好い加減な事を叫んでいるのがどちらかは本人でも分かりそうなものです(勿論、当時の国学院程度では無理かもしれませんが)。

最低でも震源から50キロは離れた所にお住まいだった方は、緊急地震速報が出て何秒後に揺れが来たかを思い出して頂きたいと思います。

それこそが科学的思考というものなのです。恐らく速報の警報音が鳴った時には既に揺れていた事を実感しておられるのではないでしょうか。

それを、「それは直下だから無いのは当たり前だ」と予め決めて用意していたかのように直ぐに出されたネット情報(これ自体が非常に奇妙です)だけで自信を付けて吹聴する輩がいたことも驚きでした。

今回も知りたいのは事実です。むしろ、今回の福島が本物の地震である事の方が遥かに危険なのかも知れないのです。

参考のためにP波とS波のおさらいをしておきましょう。

回覧板だけを信じ込んで陰謀論で片づけるだけの気楽なお馬鹿さん達は相手にしていないのでどうでも良い事ですが、既に地震を巡る疑惑に関してはネット上に山ほどの情報が飛び交っています。

いずれ、列島でもトランプ現象のような事が起き、一般のマスコミが大恥をかく時が来るかもしれません。

覚醒する事無く日本が亡び乗っ取られる事も良いのかも知れません。どちらでも良い事です。

このように、国民も国土も国文化も国富も大切にしないような占領国家は滅びて内戦が始まった方が良いのです。

真面な職にも就けず、結婚も望めず奴隷のような毎日を送る若者は内乱、内戦、戦争でもあった方がチャンスが巡って来ると考えるのは自然な成り行きでしょう。


初期微動


1908サンフランシスコ大地震の際にドイツの地震計で観測された地震波の波形。一番左の赤線から一番左の緑線までの間が初期微動。

初期微動(しょきびどう、preliminary tremors)とは、地震における最初の小規模な地震動のこと。地震波Pによって引き起こされる揺れのことである。また、初期微動はP波が到達してからS波が到達するまでの間継続し、その後の地震動は主要動という。


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地震動は地震波により引き起こされ、地震波はPS表面波から構成されている。P波・S波・表面波の速度はそれぞれ異なっており、P波は57km/秒、S波は34km/秒である。そのため、観測地点から見ると、地震波はまずP波から到達し、ついでS波・表面波の順となる。地震動もそれぞれの地震波によって引き起こされるため、まずP波による揺れ、次いでS波による揺れが起きる。

P波は疎密波であり、その揺れはS波によるものより小さい。そのため、この揺れを初期微動と呼称する。P波は地震波(地震動)の周期が短いため、初期微動はカタカタという小刻みの揺れであり、人間の体感ではそれほど大きな揺れではない。また、建物などを大きく揺らす周期とも一致していないため、初期微動の段階では建物が壊れるようなことは少ない。

初期微動継続時間

初期微動継続時間duration of preliminary tremors)は、P波とS波の速度差に由来する。そのため、震源が遠いほど初期微動継続時間は長くなる。逆に震源地直近においては、ほとんど初期微動継続時間はなくなる。初期微動継続時間の秒数に8をかけると、ほぼ震源距離(kmになる(たとえば初期微動継続時間が20秒のとき、震源距離はおよそ160km)。このため、1つの地震計波形からその観測点と震源の距離を概算したり、少数の地震計波形から震源の位置を決定する際にも、初期微動継続時間は有用である。

防災の面からは、この初期微動の時間は、有効なものとされている。初期微動は、S波による地震動より相対的に小さいものであるために、この微動の時間においては避難も容易であり、地震警報システムエレベーターP波センサ付き地震時管制運転のイニシャルタイムとしても使われる。

ウィキペディア(Wikipedia)(20160425 17:20による


これとて、初期微動継続時間がゼロなら全く意味が無い訳で、別の結論を共有すべきなのです。


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