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497 研修所郊外にもバンがいた

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497 研修所郊外にもバンがいた

20170623

太宰府地名研究会(神社考古学研究班) 古川 清久


以前、ひぼろぎ逍遥 463 延岡市郊外のバンの群れ というブログを書きましたが、この日田市天ケ瀬温泉五馬高原の一帯にもバンがいる事に気付きましたので画像だけを公開しようと思います。

その前に、延岡市郊外のバンの群れの一部をもう一度見て頂きましょう。

以下、…。

では、そのクイナの仲間をご覧ください。


497-1


クイナの仲間ではバンと大バンが比較的良く見かけるのですが(と言ってもめったに見掛ける事はありません)、佐賀県では水田や蓮根田などで結構見掛けましたし、30年ほど前に佐賀市の隣町の三日月町(現佐賀市)に住んでいた頃には家の周りの用水路と言うか川と言うかに十羽ほどのバンが住み着いていたので直ぐにその類である事が分かったのでした。

有名なのは、ヤンバルクイナですが、バンは嘴の上が赤く、大バンは嘴が白いと思っていれば、だいたい見当が付くのではないでしょうか?

では、ご覧いただきましょう。

ちょっと分かり難いかも知れませんが、嘴が白い事から大バンで間違いないのです。

間違っても、アヒルとかカモではありません。


497-2


川の中を見ると、百匹は数えられる大型のボラが鯉のように泳いでいました。

 しかし、巨大住宅団地の直ぐ傍にバンがいるとは思いもよりませんでした。


497-3


車には、常時、望遠鏡と財)野鳥の会による図鑑を入れていますので、気付いた時には確認するようにしています。

 少しずつでも野鳥の種類が分かるようになっていくのは楽しいのですが、このように普通の住宅地で野鳥や魚が確認できる所はどんどん減っています。

 勿論、バンも大バンも、大阪のオバン(関西を中心に分布する豹柄や光物模様の済州島出身の総連系)同様に生活力、抵抗力の強い鳥で、決してひ弱な鳥ではないのですが、このような大都市近郊の住宅街で普通に見掛けられるのは稀であり、この地域の方達は幸せな方であると思わざるを得ません。

 既に、農水省、林野庁の全土を針葉樹林化させてしまうという愚かな行為によって、ミネラルが欠乏した上に、土壌流出、保水力の低下によって川に弾力性が失われ、林野庁の利権構造によってダムは土砂で埋め尽くされ、川は砂利の流出によって瀬も淵も失われた賽の河原が広がっています。

 戦後70年の間に、あれほどいた魚が身の回りからほとんど消えてしまいました。

 農水省のほ場整備事業によって、どこにでもいたドジョウやメダカやホタルは元より、フナ子やタナゴも全て消し去られ、密かに釣り具メーカー(口先では環境を守りましょうと言っているのですが…)がバス倶楽部などに補助金を流して増殖、移植が行われたブラック・バスが蔓延してしまいました。

 川は上から下までコンクリートの三面張りによって魚やホタルの生息域を失わせましたし、カエルさえも激減し、結果、蛇も珍しい動物に思われる時代になってしまいました。

 この連中は、国民経済のためにも、国土保全のためにも、国民のためにも全く働いていません。

 昭和30年代から始められた遅れた拡大造林政策によって売れもしない針葉樹が急傾斜地に放置され、崩壊と洪水、土石流の順番を待っている状態です。


 では、昨日見掛けたバンの画像をご覧頂きましょう。

 延岡市のバンの様にどうどうと歩くようには慣れていないようで、二羽が道路に飛び出してきて慌てて止めて写真を撮ったのですが、この程度のものしか撮れませんでした。

別に野鳥の会の会員などではないので責任は持ちませんが、多分オオバンではなくバンの雄だと思います。


497-4


調べると、日本野鳥の会 大分県支部が2017528日(日)にバード・ウィーク探鳥会(日田地区)を行っているようですので、大分県にはまだ野鳥の会の会員が残っておられるようようです。

私には野鳥よりも野鳥の会の会員の生息調査をやらなければならないのではないかと思っていますが、環境が破壊され尽くし、バード・ウォッチングをやるような国民のゆとりも奪われ、もうしばらくすれば、土建屋と産廃業者と薄汚い議員どもにより野鳥が生息できる環境どころか、まっとうな生業で生きて行こうとする人々の生存環境さえも破壊され尽くされるであろうと思っています。

日本野鳥の会にしても環境省からだかの補助金が流れ込み、役人の天下り先となった中央の野鳥の会が、地方のダム建設や河川開発に反対する地元の野鳥の会を尻目に、他地域にも同種の鳥はいるからその程度の開発行為は許容範囲などと易々とGOサインを出すのですから、鵜やハシブト烏やアオサギや鳩だけが残り、他は消え去るだろうと思っています。

人間界でも同様に、金銭しか関心がない頭の悪い土建屋と産廃業者と薄汚い政治家連中だけが生き残り

国家を食い潰す事になることでしょう。

 もはや、書道教室、お茶、お花、バイオリン、ピアノ、三味線、詩吟…といった習い事、風雅、風流を支えたものも成立しなくなり、百円ショップとファースト・フードで生活するつまらない国に成り下がっているのです。

 それもこれも中曽根以来、小○竹○の国富のアメリカへの売り飛ばしであり、今また東芝やタカタが食い物にされ、それを薦めた通産官僚どもだけがアメリカから分け前をせしめているのです。

 こんな国家は早く潰れた方が良いのであって、日本列島(劣等)民族である事をやめるしかないのです。

 

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