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500 小判が夢でションベンはホンマもんやった

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500 小判が夢でションベンはホンマもんやった

20170625

太宰府地名研究会(神社考古学研究班) 古川 清久


 地震雲研究では九州大学の物理学の教授であった真鍋大覚が頭に浮かびます。

それ故に学会から追放まがいの不当な扱いを受けたのですが、三十年四十年経っても何一つ予知できない地震予知連の無様さからか今頃になってようやく地震雲に注目が集まっています。

 勿論、あくまでも民間のマニアックな方々によるものが中心です。

一部の学者も参入している事から怪しげとして貶めようとする評価は後を絶ちませんが、そもそも怪しげなのは無様な予知連の方であった事は認識を新たにしておいて頂きたいものです。

 本日、新たに長野で震度5強が伝えられましたが、620日、日田市天瀬町から玖珠を経由し宇佐市の院内、安心院へと向かっていると、正面に奇妙な雲が目に入ってきました。

 この程度のものではなくもっと強烈な地震雲らしきものに何度か遭遇しているのですが、それほど明瞭ではないものの、奇妙に横に延びる一群の雲を見たことから、とりあえず車を止め写真を撮りました。

もっと良く見えるポイントに移動し再度撮影しようと数分走り改めて撮影しようとすると半ば崩れていたことから地震雲ではない(地震雲は継続性が強いと言われています)と判断し仲間に連絡する事は止めたのですが、その夜大分市内で大雨の中車中泊してパソコンに向かいながらいつの間にか寝入ってしまいました。

本格的に寝込んでいたのですが、地震に逢い揺らされてこれはどうにかしなければと起きたという夢を見て飛び起きたのでした。そこで車のラジオを着けると大分市南数十キロの佐伯市沖を震源とする震度5強の地震が起きていたのでした。

 本当に地震の夢を見たのか、それともウトウトしていて地震も夢だと思ったのか、起きていて実際に揺らされた事を正確に認識できなかっただけなのか?未だに奇妙な感覚が残っています。


500-1


500-2

深さ40キロですから、一応、人工地震ではないでしょうから、雲の延びる方向と言い、南海トラフに繋がる動きかも知れないのです。

素人が言おうが、専門家が40年掛かっても、大地震を一つとして予知できない学者の冷笑など気にしないで勝手にやろうではありませんか。

さて、今回はこのような不明瞭な地震の話をしようというのではありません。

地震には驚いたものの、起きて地震が実際に起きていた事を知った途端、頭に浮かんだのは桂米朝の「天狗裁き」でした。


上方落語「天狗裁き」

…温度でこれを解かそぉといぅ、ジャ~ジャ~ジャ~ジャ~小便を引っ掛けて氷を解かして小判を拾いあげて「やれ嬉しや」と思た途端に目が覚めてね、小判が夢でションベンはホンマもんやった、といぅよぉな。これがまぁ一番情けない夢でございますが。…中略…

★ん……、はぁ……、はじめ女房が聞きたがり、隣家の男が聞きたがり、家主から奉行まで聞きたがった夢の話。天狗はそのよぉなものは聞きとぉはない。素町人なぞと申すものはどのよぉな馬鹿げた夢を見るものか、そのほぉが「しゃべりたいッ」と言ぅのならば……、聞ぃてやってもよいが。■しゃべりたいことおまへんので、へぇ。ホンマに夢なんか見てしまへんので★ここはほかに聞く者もなき鞍馬の奥、僧正ケ谷。わしは人間ではない。「聞ぃてやってもよい」と申しておる。わしがこぉ申しておるあいだにしゃべったほぉがよかろぉ■脅かしたらあきまへん。ホンマにわては見てないんで、見てない話はしゃべりよぉがございません。

 


500-4名人 桂米朝


カキ氷を何杯も食って、気分良くオシッコものの、起きたらカキ氷は夢でオネショは本物だったという夢の経験はあるような気がしますが、今回、心地良い眠りは夢で、地震は本物だった事になるのでしょうか? Blog 500本目でちょっと休憩させて頂きました。


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