スポット261 2021年夏の取り組みをご紹介します
20210830
太宰府地名研究会(神社考古学研究班) 古川 清久
妙な肺炎ウイルスの世界的拡散によってこのウイルスの製造と蔓延に関わったと考えられるフランス、アメリカ、中国…自体も自ら大きな被害を被っている中、これを新たなビジネスとばかり様々な動きが認められるこの頃ですが、何時しか今夏も終わろうとしています。
思い起こせばこの2年余近く、我が研究会も活動を制限され、内部でも一部に委縮する人々が出る中、何とか月例研究会、月例トレッキングを維持してきました。
会場の使用を禁止された場合も何とか別の会場を見つけ、場合によっては個人の施設を利用し小規模でも研究会を続けるなどしてきた結果、新たなメンバー、新たな研究会の展開の目途もたってきたこの頃です。
今夏も、熊本市の中心部から南阿蘇にと繋がる丘陵地の西原村でこの4年ほど夏場の4か月間継続して来た万葉集の勉強会(伊藤女史)の会合に便乗し、神社研究でも最も重要と考える「炎のピラミッド」研究の二度目の収録を実現し、将来的にネット上に動画として再生する事も考えている所です。これについては、既に、ひぼろぎ逍遥(跡宮)として公開していますので是非お読み頂きたいと思います。
670 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ⑩ 八坂神社+龍王社 祭神編 |
669 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ⑩ 八坂神社+龍王社 数理編 |
668 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ⑨ 郡浦神社 祭神編 |
667 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ⑨ 郡浦神社 数理編 |
666 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ⑧ 甲佐神社 祭神編 |
665 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ⑧ 甲佐神社 数理編 |
664 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ⑦ 健軍神社 祭神編 |
663 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ⑦ 健軍神社 数理編 |
662 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ⑥ 草部吉見神社 祭神編 |
661 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ⑥ 草部吉見神社 数理編 |
660 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ⑤ 阿蘇神社 祭神編 |
659 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ⑤ 阿蘇神社 数理編 |
658 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! 番外 二つの直角三角形 |
657 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ④ 両神社 祭神編 |
656 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ④ 両神社 数理編 |
655 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ③ 吉松宮 数理編祭神編 |
654 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ② 阿蘇霜宮数理編祭神編 |
653 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ① 阿蘇国造神社 祭神編 |
652 | “ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が配置されている! ① 阿蘇国造神社 数理編 |
651 | 阿蘇山を中心に“ピラミッドの法則”で肥後の11の神社が 精密に配置されている! |
そうした中、このテーマをベースに新たなメンバーの参加も得ており、何よりも81歳になられた研究者をお呼びして講演頂き動画収録もできた事に喜びを感じているところです。
今回は、この企画で使用したチラシ数葉をブログとしてもご紹介し、お読み頂ければと思い公開するものです。
※ 以下は、この企画のために作成したチラシ3種を再編集しご紹介するものです。
9月講演予定の 「炎のピラミッド」田尻盛永八坂神社宮司 は西原村講演に変更されそうです!
画像阿蘇山を中心に“ピラミッドの法則”により肥後の11の神社が精密に配置されている! 注)古川
以前、南阿蘇の八坂神社(祇園社)の田尻宮司による精密な数理研究をご紹介しました。
とっかかりとしては以下のブログを中心にお読み下さい。
ひぼろぎ逍遥(跡宮)90 驚愕の“炎のピラミッド” 004 図26-1,2 “八坂神社両神社の、境内地の具体的な対称性”~86驚愕の“炎のピラミッド” 001 阿蘇小国両神社と阿蘇南郷谷八坂神社の境内地の不思議な対応 年間500社もの神社を巡る二十年近い神社探訪でも最も驚いた事がこの田尻宮司による阿蘇を中心とする11社の研究でした。南阿蘇村八坂神社の田尻宮司は1997年の地理情報システム学会(東京大学)ばかりではなく、当時、熊本県観光連盟主催(県観光振興課後援)の「ふるさと寺子屋塾」においても講演されていました。今、明らかになる「火の国の炎のピラミッド」以下要約。
自然の阿蘇五岳と人為の神社群。それらの位置関係を調べると、驚くべき事実が浮かび上がってきます。それらの神社群が黄金比の拡大数列であるフィボナッチ数列と呼ばれるものによってキチンと配置されているのです。具体的に言うと、阿蘇神社とその補完社である霜宮、八坂神社とその補完社である竜王社(久木野神社)、この4点に囲まれた図形は、きれいな平行四辺形になります。そしてその中心に阿蘇五岳があります。ちょうど噴火口と火口湖の中間地点が中心となります。その中心を通る北北東に傾いた二十二度四十二分の線の延長上に国造神社があります。その他の阿蘇郡内の小国両神社、草部吉見神社、吉松宮、群外では健軍神社、甲佐神社、三角の郡浦神社、これらは阿蘇の三摂社といわれ、特別に所縁のある神社ですが、これらの火の国最古の十社と阿蘇五岳の山頂の三角点を厳密に結ぶと、きれいに配置がなされています。そして、神社の境内の造り、石垣、建物までも、すべて類似性と対称性を持って造られていることがわかりました。それらの配置のすべて数学的に計算されており、阿蘇五岳の中で、高岳の炎を噴き上げる姿を核となし、自然の五岳と人為の神社群の組み合わせによって、ピラミッド状に造形されているのです。阿蘇神社(阿蘇市)国造神社(阿蘇市)霜神社(阿蘇市)吉松宮(阿蘇市)両神社(小国町) 八坂神社(南阿蘇村)龍王社(南阿蘇村)草部吉見神社(高森町)甲佐神社(甲佐町)健軍神社(熊本市)郡浦神社(宇城市)これら数十キロ離れた肥後の重要な神社群が、大きな高低差がある中三次元的に正確に配置され社殿、境内地までも計算され建設されているのです。
この素晴らしい研究を神社本庁、県神社庁、文化庁…は無視し続けていますが、宮司も80歳になられ、講演を企画したものの、小倉では不可能となり西原村の伊藤邸での収録を代行講演の予定です。ご参集を!
八坂神社(北山神社・祇園社)カーナビ検索熊本県阿蘇郡南阿蘇村一関671
丁巳歴史塾と太宰府地名研究会の合同トレッキング 太宰府地名研究会2021年8月以降のスケジュール
8月は盆休みとしてテーブルについた研究会は行いません。ただ、8月には防府、9月には小石原のトレッキングを行ないます。なお、10月22日は昨年雨で中止した宮地岳神社の筑紫舞奉納見学会を12:00~行います。
西原村に於ける勉強会は数年を経て軌道に乗って来ましたが、8月26日(木)のお昼過ぎ13:00から萌の里で伊藤正子女史の講演を行います。内容は伊藤女史の資料をお読み下さい。
現在、阿蘇神社のお膝元の宮地地区で、5~6人規模ですが、百嶋神社考古学の勉強会を行なっています。
始まったばかりで、まだ、3~4回ですが、今後とも継続し、熊本方面の中心的神社研究の拠点になって行けばと期待しています。行政や学芸員に認められるような研究会では真実は全く探求できません。田尻盛永宮司の研究でも明らかですが、あまりにも真実を探求すると、大嘘で塗り固めた通説にとっては厄介なものになるのです。そういった組織は早々に消滅するか解散して頂きたいものです。
丁巳歴史塾+太宰府地名研合同研究会現在調整中北九州市小倉北区阿蘇の11社は正確に配置されている
9月期 要:参加費資料代(注意:日程変更有)2021年9月26日(日)13:00~(予定)
於:北九州市生涯学習総合センター 北九州市小倉北区大門一丁目6番43号
講演テーマ 「阿蘇の11社はピラミッドの法則で建てられている」 熊本県南阿蘇村八坂神社 田尻盛永 宮司に代行し収録ビデオを流し、古川が(古代「火の国」の象徴「炎のピラミッド」の発見)概要の説明を致します。
阿蘇11社は、今尚、π、Φ、ヒボナッチ数列などピラミッドと寸分たがわぬ建築技術を持った人々によって建てられ現在も配置されている!古代「火の国」の象徴「炎のピラミッド」の発見補遺-細部構造解説
10月期
10月22日(金)はテーブルでの講演会を行なわず、丁巳歴史塾+太宰府地名研究会合同の取り組みとして宮地嶽神社の筑紫舞奉納見学会を行ないます。昨年は雨で見学会を中止しましたが、今年は天ではない限り合同見学会を行います。
※ 12:00 福津市宮地嶽神社神殿前集合 奉納金1000円を取纏めます。
※
※基づいて配置されていた(る)。 (南阿蘇村 八坂神社 田尻盛永宮司)
※ この貴重な研究成果を残し後世に引き継ぐために講演収録会を実施します(先着20名程度)
まず、阿蘇神社、霜宮、国造神社、小国両神社、八坂神社、龍王社、草部吉見神社、健軍神社、甲佐神社、郡浦神社、吉松宮の11社が正確に配列されているのです。
例えば甲佐町の阿蘇三宮甲佐神社は小国両神社から引かれたメソポタミヤ神聖直角三角形(5×5+12×12=13×13)、東端斜線は良く知られる3:4:5のエジプト神聖直角三角形を形成しているのです。
また、阿蘇谷の阿蘇神社とその真西に置かれた霜宮、南郷谷の八坂神社とその真西に置かれた龍王社が形成する平行四辺形は正確に22.7度を形成しており、これは太陽と地球の間で起こる歳差運動を表しているのです。
考えて頂きたいのは、標高も異なる11の神社がメートル法も存在しない時代どころか、宮司のお考えでは5世紀には全ての神社の参道、境内地、形状、が決定されており、π、Φ、フィボナッチ数列も駆使され配置されているのです。…
会場が分からない方など付近まで来られたら09062983254古川までご連絡下さい。09052859108も可。
駐車場は心配いりません。お弁当は「萌の里」で買えます。
俵山交流館「萌の里」熊本県阿蘇郡西原村小森2115-3 096-292-2211
実はこの時期、別のイベントにも関係していました。
8月5日と8月9日 阿蘇の高森町と阿蘇の産山村で平野虎丸氏と阿蘇の風Gが焼畑を行ないます(配布時点終了)
焼畑と言えば、九州では宮崎県椎葉村上椎葉の椎葉クニ子さんが最も知られており、焼畑は元より、栽培種の管理、収穫物の保存や調理、栽培品種の種の保存…とあらゆる知識を蓄えた生きる図書館の様な方なのです。
ただ、そのクニ子様も齢100歳に近づいておられ、将来的にはいずれ終焉を迎えられるはずで、“焼畑の民宿”のために継続されてきた焼畑も、その後継者である息子さんが地場の土木業に頼っておられることから、いずれは消失する事になるはずなのです。そこら辺の事情については、最近、足が遠のいている事からそれ以上の事情を知りません。さて、平野虎丸氏のお話では上椎葉には同じく椎葉姓の方でもう一人焼畑をやっておられる方が残っておられるとの事、今回のイベントには何とか足を運びたいものと考えています。
平野さんも子供の頃から焼畑を行ってこられた方ですが、この椎葉さんとその他の協力者、全国の平野虎丸ファン・クラブのメンバーも加わり焼畑の復活を行なわれる事になるでしょう。
しかも山の神への許しを請う唱え「火入れの唱え言」を唱えるのが、高千穂で売りに出されていた神社を買い取り半年で再生させた民間宗教者のF女史(ひのみこ社)と言うのですから、十分過ぎるほどの役者が揃っているのです。
このヤボに火を入れ申す ヘビ、ワクドウ(蛙)、虫けらども、早々に立ち退きたまえ 山の神様、火の神様、お地蔵様、どうぞ火の余らぬよう また、焼き残りのないよう、お守りやってたもうれ
村ぐるみのような大規模な焼畑が行われる場合には山法師に頼む事もあったのでしょうが、数戸単位の焼畑の場合には、実際に火入れを行なう人と焼畑の地権者は同一である場合が多く、焼畑の実行者が唱えたのが上記の山の神への許しを請う火入れ言葉だったはずなのです。
ともあれ、高森ではついぞ聞いた事のなかった焼畑が、宮崎ではなく熊本の阿蘇外輪山東麓の高森と産山で実現すると言う事実、それもその中心的人物が私の極近しい人であったことから心を揺さぶられないはずのない実に感動的な話が湧いてきたのです。
私自身、椎葉クニ子さんの著書も読み、民宿「焼畑」にも何度か泊まりましたが、当時は、「稲作以前」(NHKブックス)佐々木高明著を読んだ直後でしたので、戦前から普通の畑で行われていた陸稲(おかぼ)栽培と、焼畑の関係が良く分からず、全く起源の異なる物なのか(事実宮崎の焼畑ではおかぼ栽培は行わない)、陸稲栽培が焼畑の延長上に成立した水田稲作に先行する物なのかを考えていたのでした。
ともあれ、以下の二著は実践的でその意味で興味深い本ではあったのです。
場所は高森町尾下(オクダリ)ですが、国道57号線波野村の笹岡交差点から大型広域農道が高千穂へと向かう325号線に向かって伸びており、その沿線に虎丸さんの本拠地である「花の森」が見えてきます。ひのみこ社グループは10時に草部吉見神社付近の奥阿蘇物産館から数キロ入ったストーン・サークル(物産館関係者もご存じです)に10時集合すると聞いています。