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227 菊水史談会福永晋三講演会

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227 菊水史談会福永晋三講演会

20150707

久留米地名研究会 古川 清久

 2015年から久留米大学の公開講座(古代史=九州王朝論)が年間30セッションに拡大する事になり、年間10セッション程度行ってきた久留米地名研究会が同じ久留米エリアで別個に研究会を行う事が困難になった事はこれまでにも何回かお話してきました。

 それは、地名研究会という名であるものの、実際には古代史のそれも九州王朝論に基づく研究会を七年に亘って行ってきた当会は、久留米大学の公開講座(古代史=九州王朝論)と物理的、心情的に競合することができなかったのです。

 結果、いまどき珍しい最大80人程度の人を集めるまでに成長した中核的な久留米地名研究会は実質的に休会状態になってしまいました。

 しかし、その三倍の回数と二~三倍の動員力を持つ公開講座の常設化は、九州王朝論と九州王朝研究の大きな拠点となったのですから、喜ぶべき事なのでしょう。

 勿論、久留米地名研究会の中枢メンバーが雲散霧消した訳ではなく、公開講座や他の地名研究会には参加される事になるはずですから、ただ、活動形態が変化しただけの事なのです。

 今後は、公開講座が打ち切りになったり、講座が継続したとしても九州王朝論が放棄された場合には、いつでも、地下から久留米地名研究会が復活する事をお約束して、別の展開=新天地を求める事にしました。

 その換わりと言ってはおかしいのですが、6月から豊前、筑豊地方を中心とした豊の国古代史研究会が活動を開始しました。

 さらには、地名研究会内部で最もインパクトのある研究対象である百嶋神社考古学の継承へ向けた勉強会として、新たに「百嶋神社考古学勉強会」を平日を前提にスタートさせることにしました。

 個人的には、例え小規模であってもこの勉強会が最も大きな重要な任務を負っているのではないかと考えています。


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懸案だった筑豊、豊前のエリアに新たな研究会が活動を開始しました。

一方、この間連携を深めて来た熊本県和水町の菊水史談会も、「納音九州年号対照表」の発見を切っ掛けとして、古田史学の会編集長の古賀達也氏の講演を昨年、今年と取り組まれたばかりか、非古田系、反古田系の九州王朝論者の福永晋三氏の講演も取り組まれ、11月にも個人的に最も関心を寄せている非古田系の九州王朝論者 佃 収 氏の講演会を準備されているのです。


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佃 収先生もHPをお持ちですが、こちらのサイトが分かり易いと思いますのでまずは、こちらからお読み下さい。


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佃収先生の出版物はこれでも半分以下です。

久留米地名研究会連合の今後の活動は、菊池(川流域)地名研究会の月例会化を基礎に、豊の国古代史研究会の支援、玄海地名研究会、太宰府地名研究会(トレッキング)の強化に重点を移して行く事になりそうです。

 ただ、それだけではなく、新たな任務、新たな展開を求められているのではないかとも考えています。

 それは、不安定な人を集めての研究会から離脱する良い機会を与えられたとして、全国展開のためにネット上に放送局を創ってゆくことではないかと考えているこの頃です。


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