スポット146(前) ドライブ・レコーダーとICレコーダーは日本の「恥の文化」を蘇らせるか ②
20171229
太宰府地名研究会(神社考古学研究班) 古川 清久
2018年頭に スポット135ドライブ・レコーダーは恥の国を蘇らせるか をオンエアさせて頂きました。
「このハゲー」の名台詞を収録したICレコーダーと東名高速に於ける煽り運転のI氏の動向を収録したドライブ・レコーダーが公になる事によって、この間徹底的に破壊され続けてきた(勿論、資本主義経済の発展が必要に迫られて破壊したのですが…)伝統的な列島の共同体と新たに拡散した車社会蔓延によって極限にまで衰退し壊滅した「恥の文化」が復活し、幾分かは日本列島(劣等)民族の伝統的な節度と自己規制、自己抑制と平衡的な関係性が復活するのではないかを仮想したものでした。
しかし、同種の事件は続いています。どうせ議員も行政もろくなものではないのですが…。
威圧的言動の草島議員に改善要請 鶴岡市議会と市
鶴岡市議会の草島進一議員(52)が民間業者や市職員に威圧的な言動を繰り返したとして、市議会と市は20日、発言と行動に関する改善申し入れを行った。市職員への「人間のクズ」発言や、飲食店従業員が怒鳴られたことが原因で退職したことなどを問題視した対応。草島議員は「根拠なき作り話。現時点で謝罪はできない」と反論している。
斎藤久議長名の申し入れでは▽市職員が拒否しても無断で動画撮影し、フェイスブックで配信▽11日の本会議後、答弁した市幹部職員に対し「人間のクズ」と発言▽市役所内の民間食堂で提供されたコーヒーにクレームをつけ、対応した従業員が退職した―など7項目を上げて改善を求めた。
高橋健彦総務部長名の申し入れでは、市職員への侮辱的な発言や、会議出席中の職員への呼び出しの強要などが、不当要求行為に当たるとした。
庁内からの報告は約70件あるという。
草島議員は同日、2度記者会見を開き、最初は「クズ発言」について「言い過ぎた。謝りたい」と認めていたが、4時間後には「怒り心頭で興奮状態にあり、記憶があいまいで覚えていない」と撤回。食堂の件も「言い過ぎた」との発言から一転、「一方的な申し入れで証拠がない」とした。一方、「声が大きいので威圧と感じる人もいるので、その点は反省し、改善していきたい」と語った。
食堂関係者によると、草島議員は10月24日に来店し「コーヒーがまずい。交換しろ」と声を荒らげ、女性従業員3人が謝罪したものの、「議会に報告してやる」と怒鳴ったという。女性の1人は震えが止まらず、仕事ができなくなり、病院で心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断を受け退職した。関係者は「従業員は大きな不安を感じていた。影響力があることを自覚してほしい」と話す。
そうです。相撲協会なる現状ヤクザ紛い組織の大騒動報道の合間に漏れてきた「人間のクズ」なる威圧議員報道も、実はICレコーダーで音声が収録されていたからこそマスコミでも取り上げられたのでした。
伝えられる同市議の経歴を見るにつけ、果たして草島市議が糞島市議なのか、議会なり鶴岡市自体が糞なのかは不明ですが、そういった正統性の有無は抜きにして、ここでもICレコーダーが働いていた事が確認できるのでした。
勿論、個人的には行政も住民のためには全く活動していない糞であり、それに同調する議員は元より、それを批判しつつ食いものにする議員も、使命感を持って議員を志す方も、結局はさもしい人物だと認識しています。
今の時代に議員となり政治を志そうとする事自体がさもしくもあさましくも最低の事なのです。
つまり、現状の見せ掛けだけの民主主義に乗って議員に成ろうとする(時流に乗って「希望の党」に擦り寄ったような)さもしい人物は、全てさもしい糞野郎だとしか思えないのです。
現状では、レーニンが否定した兄アレクサンドルのテロリズム(=天誅による恐怖政策)によって、不正を働く薄汚い人物は全て誰かによって処刑されると言う恐怖による正常化しかないのではないかと考えています。
全体主義国家では不正、賄賂、イカサマ…は表面的には消えてしまうのです。
勿論、それ自体を良い事だとは思ってはいないのですが…。
ペテルブルク大学理学部に在籍していた兄のアレクサンドル・ウリヤノフが、ロシア皇帝アレクサンドル3世の暗殺計画に加わった容疑で絞首刑にされたのである。同じく疑いが掛けられた姉のアンナ・ウリヤノヴァは追放の処分を受けた。
ウィキペディア(20171229 11:57)による
一方、長い年末は、相撲協会の幹部とそれに癒着した取巻き共(協会に尾を振る元NHKアナSとか今後も密着取材を続けたいだけで気を遣うスポーツ報道関係者とか薄汚い○坊=●暴と読め…評議委員会議長とか)を使ったお茶の間報道が連日垂れ流す“貴乃花親方バッシング”を見るにつけ、まさしく集団リンチでしかなかったただの不良外人力士による暴行事件そのものよりも、何故か貴乃花親方の言動(これについてはほぼ沈黙なのですから全て彼らの憶測ですが)振る舞いが問題だとでもするかのようなとんでもない風潮が意図的に作り上げられていたのです。
これも日本の未来が縮図の様に暗示されているのですが、まさにグローバリズムが齎した文化的貧困の象徴と言えるでしょう。
そもそも、相撲が武道であるとか日本の文化だなどと言われていること自体がまず大錯覚の大笑いなのです。
相撲とは、元々は地方のゴロツキや地回りのヤクザどもがプロレスまがいのインチキ・イカサマ興業として仕切られてきた只の芸能=興業であって(だからこそ相撲取り=関西ではスモントリは裸芸者と呼ばれる程度の芸人扱いだったのです)、そんなことは、「水戸黄門」とか「遠山の金さん」とか言った低劣番組を見ておられるB層には良くお分かりの話ではないでしょうか?
これをあたかも日本文化であるかのように思わされたのは、敗戦後のマッカーサーによる占領政策の一環でしかなかったのです。
相撲とはこの占領軍による「武道禁止令」(柔道、剣道、空手道、少林寺拳法もでしたか…)の結果お目こぼしされた(つまりプロレス扱いの愚民化政策として推奨された)程度のものでしかなく、こんなものを有難がる連中の気が知れない限りで、いち早く消えて無く成れと永らく思い続けて来ました。
従って、個人的には相撲協会がどうなろうが知った事ではないのですが、ただのヤクザ紛いの興業集団が公益法人とか公益財団法人などと持ち上げられ事自体がとんでもない思い違いであり、文化的貧困を表しているのです。
だからこそ悪質極まりない○坊(かつて関西でセミ・ヌード写真も公開していた「女○暴」と読め)何某なるヒステリックで非論理的な思考しかできない自民党の議員女(評議員会議長)が仕切っているように見えたのでした。
この「貴乃花騒動」は実に社会学的に興味深いものです。
この一点にしか価値がないのですが、この解析はそれだけで2010年代の列島文化を探る好材料とは言えるでしょう。
しかし、貴乃花の姿勢は実に日本的で潔く、敵が幾万ありとても挑んでいった楠正成や神風特攻隊を想わせる素晴らしいものと言えるでしょう。
単純に言えば、恐らく実際に八百長が行われているであろうモンゴル力士会=互助会(実際、モンゴル力士同士による優勝決定戦が不思議と行われていない…)に於いて、それに馴染まない(言う事を聴かない)一部の力士が吊し上げられたと言うだけの只の計画的集団リンチ事件であって、単純な暴行傷害事件でしかなかったのです。
それを、被害者側の親方が巡業部長として報告を怠ったことが問題だとして、逆に被害者方の親方を処分するなどと言うとんでもない暴挙を平然とやっているのが相撲協会とか評議員会なのです。
そもそも報告義務を果たさなかった…(どうせ握りつぶされるに決まっているのですが)という事で処分された貴乃花親方(勿論現場には居なかった)と暴行の現場に居た当事者の報告義務とどちらが優先されるべきなのでしょうか?
白鳳など暴行現場に居合わせた連中は法外な給与の中から僅かな減俸程度で修められているのに対して、暴行現場に居た訳でもない犠牲者側の親方が不当かつ過大に処分される事があまりにも酷い事であって、簡略化して言えば犠牲になった善い側の人間が処分され、暴行を振るって制止もせずに放置した横綱など悪い連中が御咎めなしとされているのです。
これは、日本の社会現象でも最も悪質な部分を最も良く表していると言うべきで、不正不公正に満ちた日本の社会構造を良く表している様に思えます。
どちらにせよ、かつて、八百長どころか暴行から殺人事件まで引き起した相撲協会が公益財団法人と言うのですから、出来るだけ存続させ公益財団法人なるものがいかなるものであるかを表す恥さらしのための広告塔として残すのも良いのですが(個人的にはこちらがお奨めですが)、直ちに公益財団法人格を取り上げ法治の及ばぬヤクザ組織として警察の監視下に放置し、徹底して税金を巻き上げて糞議員とかヤクザの共同体論理に取り込まれた元検事などといった罪刑法定主義も無視するような連中を放逐して貰いたいものです。
正月場所以降相撲協会への批判は一層高まり、相撲への幻滅と興行(所詮興業なのです)減収は大きなうねりを呼び起こす事になるでしょう。
どちらにせよ、相撲など程度の低いイカサマ芸能でしかない事を再確認できる良い機会ではあった訳です。
個人的ながら、現状の列島の未来には全く希望は見えません。
日々の生活をゲート・ボールとパチンコ…で送られている方(所謂B層)などは何とも思っておられないでしょうが、多少とも世間の動きに目を凝らす力をお持ちの方には、どう見ても列島の未来など暗澹たるもので考えたくも無いはずなのです。
既に① 労働者は死の直前まで働き続けざるを得なくなり、社保庁の堕落など忘れ去られ年金はどんどん意味の無いものに変えられてしまう事になっています(できるだけ早く貰い、食えなくなったら早く死のう)。
② 国民健康保険と日本の医療制度の現状は問題があるとしても、既に厚生労働省の内部では廃止の方向が決定されているとの話が内部から伝わっています。
この廃止の方向と歩調を併せ、体裁はどうするかは別にして外資に全面的に門戸を開き、いずれアヒルガーガー保険の様なアメリカ金融資本に食いものにされる事になるはずです(だから対ドル円安政策が取られ続けているのです…何故なら裏付けのないドルで日本の株式が格安で買い叩けるからです…日本が格安の旅行先である事からアジアの成金どもが押し寄せている事と同様なのです)。
結局、民間保険に加入できる金持ちだけが医療を受けられる事になってしまう事になってしまうのです。
当然ながら厚生労働省の腐敗幹部官僚だけはアメリカの金融マフィアから法外なキック・バックを受けて私腹をこやしている可能性が高いのです。
③ 既に、東芝、タカタ、コベルコ…とアメリカの特定勢力から嵌められ揺さぶられ、せっかく溜め込んできた内部留保をみすみす巻き上げられ、企業そのものも経営権から株式まで全てが巻き上げられ、今や東芝の社員は、昔なら易々とパスした銀行ローンも通らないとか、専業主婦で有閑マダムを決め込んでいたお嬢様ママが弁当屋でパートとして働かざるを得ない…状態になっているのです。
そうはと言っても、景気が良くなったと大嘘宣伝がなされているものの、非正規雇用は微増しており、今後とも子供食堂が必要な子供の貧困は目を覆うばかりの状況になって行く事でしょう。
④ 窮乏化は当然にも学力の低下を齎しますし、既に、劇的に進み始めた少子化の結果、日本の技術力を支えてきた高々度教育は目を覆うばかりの劣化が進むことになるでしょう。
既にφやフィボナッチ数列の理解どころか、π=3.14159…さえも3としてしまうようでは、劣化は一気に進む事でしょう。
⑤ ましてや、世界最高水準の車を造りながら、小○竹○売国奴政権による国富の売り飛ばしの結果、巷では中古の軽自動車しか走っていない状態になっており、日本の自動車メーカーはアメリカの半分の年数で買い替えを行っていた事からアメリカの半分以下の人口ながらも対等に渡り合える自動車市場を一気に失い、アメリカと日本を併せても及ばないような通貨の乱発によって産みだされた贋金経済の中国元によってレクサスが中国で馬鹿嬉し続けていると言う馬鹿げた構造が常態化しているのです。
アメリカの$自体は裏付けのないタヌキの葉っぱですが、中国Yuanはそれ以下の贋金でしかないのです(贋金検知器自体が偽物なのですからどうしようもない国なのです)。
にも拘わらず乱発され続ける(世界の半分の通貨を発行している)贋金通貨に圧倒され続けているのですから、アメリカの金融マフィアの代理人でしかない日銀による国富の垂れ流し構造はいずれ日本の株式市場の暴落によって修正せざるを得なくなるでしょう。
⑥ 世界最高水準と言えば、それこそ細やかながらも一時的な?復活が囁かれるソニーの4KTV(ブラビアでしたか)で、芸人とオカマと外人とハーフと“ばけもの”で安っぽく作られる世界最低水準の番組とアメリカの手先たるNHKの占領政策番組を見せ続けられるのですから、今後とも決して明るさは蘇らないのです。
まだまだ幾らもありますが、あまりにも気が滅入って来ますのでここらで止めておきましょう。
ある日、芸人とオカマと外人とハーフと“ばけもの”が登場するチャンネルを消し続けていると、NHKの教育も含めてどれ一つとして真面な番組が無いことに気付き、ケーブルとユーチューブしか見ることができない事に気付きました。
ましてや、それ以外の番組とて恥ずかしいばかりのA□B□□といったお遊戯集団が大流行りと言うのですから最早真面目に考える気も消え失せてしまうのです。
少しは日本のブルースとも言える盲目の瞽女(ごぜ)唄とか筑前、肥後琵琶でも聴いてもらいたいものです。
今後とも、アメリカによる刈取りと金融植民地化(大手企業の株式の大半はアメリカ資本に握られている)は進み、愚民化政策は完了し米国金融マフィアの見込み通り安定する事でしょう。
そもそも、NHKも含めた朝日、読売、毎日といった大手マスコミは、GHQによる占領政策を認める限りに於いて存続を許されたものでした。
米国に許される範囲でしか報道してこなかったのであり、こんなものを報道の自由などと錯覚させられている事が異常なのです。
そもそも読売とか巨人軍の正力○太郎などは、戦前から特高警察のヘッドだったA級戦犯中のA級戦犯だったのですし、それはそれで人生の選択としても、戦後は手のひらを返すように米国の尻尾になったさもしくも見苦しい人物でしかなかったのでした。
終戦の詔勅後に特攻を決行した第五航空艦隊司令長官の宇垣 纒や、大艦巨砲主義に対していち早く究極のアウトレンジ戦法としての航空戦力による決戦を想定していたが、特攻の指揮官を引受され、8月16日に自決した大西瀧治郎のような高潔な人物でなかった事だけは明らかでしょう。