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214 ツアー・バスで30人が「納音菊水九州号対照表」を見にやってきた

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214 ツアー・バスで30人が「納音菊水九州号対照表」を見にやってきた

“関東の九州王朝研究拠点「多元的古代研究会」”

20150612

久留米地名研究会 古川 清久


214-14

63日地元の公民館で九州年号対照表発見の経緯を説明する菊水史談会の前垣事務局長

久留米大学公開講座翌日の古賀達也(古田史学の会編集長)菊水史談会講演が終わったかと思う間もなく、今度は多元的古代研究会のツアーが、新たな九州年号対照表を一目見ようとおいでになりました。

個人的には過去何度となくお会いした方々でしたが、菊水史談会としては初めての組織だった来訪であり、会長や菊池(川流域)地名研究会メンバーの吉田宮司なども出迎え、短時間とは言え盛会となりました。


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左)江田船山古墳出土鉄剣を銘文入りTシャツ      右)納音菊水九州号対照表

 恐らく前垣事務局長でなければ発見できなかったと思うほどの偶然性の重なりと、「善紀」が九州年号であると言う知識を持っておられた前垣さんの知識、探究心、粘り、責任感、使命感の全てが併さって今回の好運へと繋がったものであることが良く分かる発見談でした。

 サラリーマン化した上に、学会通説に反する独自の研究姿勢を持つことも許されない学芸員やサブ研究者、教育委員会に調教されたガイドなどには凡そ発見できないものだった事が良く分かるものと言えるでしょう。

 現在の学会通説の権威に尾を振り、それに精通している事だけを鼻に掛ける学芸員には何の使命感も探求心もないことだけは容易に想像できるように思えます。

 菊水史談会の前垣事務局長がこの貴重この上ない対照表を発見できた最大の理由は、対象表冒頭の「善紀」が九州年号である事を知っておられたからですが、それには伏線があり、玉名市出身の古代史研究者で、最先端の九州王朝論の研究者である佃収氏の講演会を数年前に取り組んでおられ、同氏の同人「東アジアの古代文化を考える会」会報「古代文化を考える」や佃収氏の著書を丹念にお読みになっていたからに外なりません。

 正直に言えば、私自身も最先端を走る佃収研究の精緻さ明確さに引きずられており、古田直系の九州王朝論=古代史研究という常識には収まらなくなってしまっており、伝統的な九州王朝論者に対しても同意できない部分が拡大し続けています。

 その上に、百嶋神社考古学の洗礼を受けている事から、ハッキリ言えば、九州王朝論自体やその探求の手段としての4つの地名研究会そのものまでが負担に感じているところです。

 久留米地名研究会を中心にかなりの影響力を持つところまで成長してきたのですが、活動に追われ、自分自身の学習や独自の研究が疎かになっていることも非常に気になっているところです。

 それらのこともあり、今後の研究会全体の進むべき方向をどのように設定するかを考えているところです。

 今回、久留米大学の公開講座も一段落着いた事から、平日ながら619日に小規模ながら神社考古学勉強会の第一回会合を行い百嶋神社考古学の継承へ向けた作業を開始します。

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故)百嶋 由一郎 メモリアル 神社考古学研究会(勉強会)に参加しませんか?

20150619

久留米地名研究会(神社考古学研究班) 古川清久


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201311日に亡くなった 在りし日の百嶋由一郎先生

現在、仮称百嶋神社考古学研究会(勉強会)の設立の話が出ています(この小稿がオンエアする時には開始されているはずですが)。

久留米地名研究会のように大規模に月例会を持つのではなく、実際に神社を調べて廻っているフィールド・ワーカーの連絡、調整、親睦を図り、互いに疑問点を付き合わせ勉強しようという集まりです。

場所は、JR鹿児島本線春日駅から歩いて一分の自然食喫茶「くるま座」で行う予定です。

百嶋神社考古学はネット上でも関心を持たれており、今や関東地区からも新たに三名の方が百嶋先生の音声データ(40時間余り)や文字データを取り寄せ日々格闘されています。

熊本からも六名ほどの独自の神社研究グループから百嶋先生のデータを求められ研究を進めておられますし、地名研究会内部にも十名程度(これが実質的な神社考古学研究班ですが)、また、外部にも数名、百嶋先生のデータを熱心に調べておられる方がおられます。

これらのメンバーを軸に定期的な勉強会を始めようと言う話が持ち上がっています。

ゆくゆくは久留米地名研究会の日田市天ケ瀬温泉五馬高原研修所でも合宿を行いたいと考えています。

会合を持ちやすい場所と時間帯を工夫して継続し、ネット上でも呼び掛けを行えば、直ぐに20名程度の研究会にはなりそうですが、当面は、百嶋先生の講演録(玉音放送)聴きながら、分からない点を検討しあうところからスタートし、テレビ(HDMIタイプ)を設置し、パソコン、ワイファイで全国の神社を検討するとか、自分が調べて来た神社の祭神、祭祀氏族を互いに検討しながら、真実の神代史の復元を図りたいと考えています。

スタート時点での入会金(設立準備金=ほとんどTVの購入費用のみ)2000円+参加費5001000円(毎回の会場費資料代)程度を考えています。

今のところ、JR鹿児島本線春日駅に近いくるま座を考えています。ここは西鉄春日原駅からも歩いて510分であることから、まずは、会合するには最適であり、JR春日駅前には駅駐車場がありもあることから車でも参加しやすい場所です。問題は時間帯です。

今のところ平日の昼二時~六時までを考えていますが、仕事をお持ちの方は休みを取られるなり、仕事を調整するなりして集まって頂くしかありません。

平日の夜も考えましたが、逆に主婦の方は出辛くなるため、現在の参加予定者を考えての配慮です。

恐らく21世紀に入り日本でも最も神社に詳しかったと考えられる故)百嶋先生の千分の一も知識を持たない者ばかりで始める勉強会ですが、先生が持っていなかったインターネットという武器を最大限に生かし、情報だけは大量に入手できる事から、幾分かは補う事ができるものと考えています。

何よりも、次世代の神社研究者の養成、発掘、もしかしたら、逆に我々がこ教授頂ける方とも出会う事が出来るかも知れません。初心者歓迎!広く参加者を募ります。

連絡は くるま座(中島)まで(℡中島:09052892994orくるま座:092-592-8903随時)。

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参加したい方は、くるま座(中島)まで連絡して下さい(℡中島:09052892994orくるま座:092-592-8903随時)。

「古事記」「日本書紀」を知らない初心者も歓迎します(皆初心者です)どうせ古事記の95パーセントは嘘なのですから…。

 当面、集まれそうな人は78人ですが、少しずつ参加者は増えて行くでしょう。逆にあまり増やす必要もないでしょう。最近は地名研究会も久留米大学公開講座と組むほど大きくなってしまいましたので、いつの間にか私自身も質問を抑え、議論をしなくなっている事に気付いています。

 再度、地べたに這いつくばって、一から皆さんと議論し、内容を掘り下げて行く必要を感じています。

 まだ、仕事を終えた人が集まれる時間帯にするか、平日の午後二時以降にするかも決めていません。

 テーマは山ほどありますし、メンバー数名が二〇分程度の短時間のリポートを持ち寄って発表してもらう形にするかも決まっていません。


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自然食軽食喫茶「くるま座」℡092-592-8903は駅から直ぐです


音声CDMP3方式)

21世紀に入り日本最高の「神社考古学」の研究者だった故)百嶋 由一郎氏の音声ドキュメント(40時間分)及び神代系譜等を実費程度でお分けしています。

ご連絡は古川(09062983254)まで随時。

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全体で40時間程度のドキュメントになっています


※画像クリックで拡大表示されます
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この他に多くの神代系譜を含むスキャニング・データを提供できます


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