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216 故)百嶋由一郎氏が「福岡歴史研究」に寄稿していた “「歴研」20007タクラマカン見聞録

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216 故)百嶋由一郎氏が「福岡歴史研究」に寄稿していた “「歴研」20007タクラマカン見聞録”

20150616

久留米地名研究会 古川 清久

福岡歴史研究会という団体があります。個人的にも五年程前に一度関係した事がありましたが、九州王朝論に立っている訳でもなく、強烈な印象も持たなかったため、特別な関係を持とうとは一切考えてきませんでした。NPO法人化され、行政を利用するとしながら、どうせ学会通説に依存し行政機関の下請け広報機関に成り下がってしまうのはご免なため今後とも強い関係を持とうとは思っていません。

国土交通省や農水省などの各セクターの広報誌(ダム、下水道、林野…)も戦時広報誌と同様の存在でしか在りません。国威発揚に動員された作家、画家、音楽家、舞踊家、技芸師…が如何に多かったことか情けない限りです(「がんばろう日本キャンペーン」、「オリンピック」「サッカー」…)。

ただ、原稿を依頼されて、「雑餉隈」という一文を寄稿した事はありました。
216-1歴史研究とは学会通説を知り、それを吹聴することではなく、その深部の古層を探る事であり、ましてや地域の歴史を行政機関の下請けとして僅かな金を貰い宣伝して回るものではないのです。

ともあれ、百嶋先生の残された資料を整理していると、二〇〇一年に歴史研究に寄稿されていたことが分かりました(福岡県会員とされています)。

これほどの知識を持つ人ですから主筆となっても決しておかしくないはずですが、背後に行政機関とか学芸員、教育庁の目があるとなると、百嶋先生のようなお話は荒唐無稽な話としてあしらわれてしまうのが関の山で、寄稿文の様などうでも良い内容にしか出されなかったのだろうと思うものです。

ともあれ、先生の文章をご覧いただくことにします。 

画像が鮮明でなく申し訳ないのですが、元々の先生からの資料がコピーを繰り返したものだから致し方ありません。

経歴を「神代史の講師十余年経験」と控えめに書いておられるのが印象的です。

「玄奘三蔵(クマラジュー)が白氏である」「タジク人の石城(タシクルガン)」…云々は先生でなければ書けない内容ですね。

 日本のタシクルガン(四国の高松)についても気付いておられたようですが、この話は別にしましょう。

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