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229 久留米地名研究会から豊の国古代史研究会へ

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229 久留米地名研究会から豊の国古代史研究会へ

20150809

久留米地名研究会 古川 清久

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81日 100人参加の2015年第二回菊水史談会


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82日 45人参加の第2回豊の国古代史研究会

今年の夏は福永晋三先生の講演だけでも15日間で、5回=5ヶ所で行われ、福岡、熊本の両県を飛び回る忙しさでした。

この他にも当面口外出来ない重要なプロジェクトも抱えており、自分のフィールド・ワークや読書はもとより、もう一つのブログのスタートなど懸案事項がかなり棚上げ状態になっています。

それにしても、豊の国古代史研究会の活動開始は頼もしい限りです。

必ずしも九州王朝説に限定せず、広く古代史一般に切り込んで行きたいとの方針にも自信が感じられ、今後の展開が興味深いところです。

久留米大学の公開講座が年間30セッションに拡大したことから、単独での久留米地名研究会の開催は実質的できなくなったのですが、それを十分にカバーできるほどの順調な滑り出しを見せてくれています。

 公開講座の30セッションは実質的に研究会3つ分に相当し、この体制が継続できれば、これだけでも九州王朝論に基づく研究体制は盤石と言えるでしょう。

また、菊水史談会も年間4回の九州王朝論を意識した延べ500人規模の研究体制を築いて頂いています。

菊池地名研究会の月例会化と併せ、肥後から豊前にまで伸びた研究体制が確立できたのではないかと考えています。

 久留米地名研究会は、しばらくの間、連絡調整機関に徹し、インターネット上での活動や研究者の養成へと、別の形での九州王朝論の普及に努める必要があるのではないかと考えているところです。

 一方、久留米地名研究会のサブ研究会として活動を開始した百嶋神社考古学勉強会も順調に回を重ねており、実はこちらの方がもっと大きな成果ではないかとも考えるこの頃です。

229-2

夏も直ぐ終わることでしょう。

暑いと言うより熱い夏も終わり、9月になれば、太宰府地名研究会のトレッキングや久留米大学の公開講座、宮地嶽神社の筑紫舞奉納見学会(1022 1300~)、恒例となった宮崎県椎葉村栂尾神楽の奉納見学会(112223 18001100)、菊水史談会主宰の佃収講演会…とビッグ・イベントが目白押しです。

それまでの間しばらく休養し、頭を鍛える時間が必要なのかも知れません。


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